初だし　1683年　 美品　AM.Mallet「黄金海岸ガーナ・エルミナ景観図」

多くの出品物の中から、わたしが出品する商品に目を留めて頂き、ありがとうございます。約30年に渡って個人的な趣味で収集してきたヨーロッパで製作/出版された古地図をご興味のある方にお譲りしたく、出品します。（商品説明）　　タイトル：　Chateau　de la Mine　　発行年代：　1683年頃　　サイズ　：　イメージ　　　縦　　14.0cm　　横　　 9.8cm　　　　　　　　シート　　　　縦　　21.1cm　　横　　15.0cm　　　　　　　　マット加工　　縦　　30.1cm　　横　　24.0cm　　出版者　：　Alain Manesson Mallet　　作成方法：　銅版画、手彩色　　状態　　：　本品は時代の経過にも関わらず綺麗な状態で、余白も出版された当時のまま確りと残っています。だた、その余白に2・3の小さなシミがありますが、イメージ内にはありませんので作品を損ねていません。本品はブックマット加工し、デッサン額の八つ切サイズで調製していますので、ご近所の額屋さんで既成の八つ切額をお買い求め戴くことで容易にお好みの額装による鑑賞が可能です。部屋に飾ることなく長期に渡って自宅にて保管していた為、私が購入した際の良好な状態のままで極端な劣化もありません。（商品解説）　　　本図は、1683年にフランスの地図製作者アラン・マネソン・マレーによって出版された「Description de L'Universe」（全5巻）に掲載されたアフリカのガーナの海岸都市エルミナを海上から眺望した景観図である。当時はポルトガルの植民地であったことから、海上の2隻の帆船はポルトガル船であろうか。画面中央、手前の建物はエルミナ城（サン・ジョルジュ・ダ・ミナ城）で、その奥の丘の上に建つのが城を守るサンティアゴ要塞、別名コンラーズバーグ要塞である。画面の三分の一を海上の帆船を描き、マレー特有の船の周囲の海面表現もしっかりと版刻され、頭上の空に風になびくバナースタイルのタイトルを添えた構図を色彩豊かに仕上げています。小品ながら、当時の植民地の姿を絵画的に収めた、眺めて愉しい作品です。