モンドクォーツなコロンビアレムリアンタイプです。いわゆる先細りタイプで、このタイプはテッシンハビットと言われていますが、コロンビアレムリアン等の先細りタイプはさらに特徴的な形状を示しています。まず、6つの柱面の内交互に3つが幅広く、残りの3つが狭くなっています。小さな錐面（z面）の下の柱面３つが幅広く、階段状の条線が肉眼で分かるほと顕著になっています。この条線はつまり 柱面(m面)と小さな錐面(z面)の非周期的な繰り返しになって階段状になっています。大きな錐面(r面)の下の柱面は上に向かうほど細くなり、先端部分では消えてしまっています。先端部では断面(c面)は三角形になっており、三方晶系の特徴が現れています。大きな錐面(r面)はカイト形の四角形になっています。この様な結晶の特徴はコロンビアレムリアンが産出したムゾー鉱山からムゾーハビットと言われる事もあるそうです。このムゾーハビットはブラジルのレムリアンやスイスアルプス、パキスタンのスカルドゥ等で産出していますが、モンドクォーツで現れた事は珍しいサンプルになると思います。46.0×14.0×13.0mm 8.05g#水晶#天然石#原石#クリア#クリスタル#モンドクォーツ#タンザニア#コロンビア#レムリアン#ムゾー#テッシンハビット#結晶