ソニーTC-D5Mカセットデンスケ(その155) 機能動作完全

カテゴリ家電、AV、カメラオーディオ機器ポータブルプレーヤーカセットプレーヤー録音、再生メーカー・ブランドSONYフォロー状態目立った傷や汚れなし（詳細）ソニーTC-D5Mカセットデンスケ(その155) 機能動作完全 SONYの最後のアナログデンスケです。単1乾電池2本を含んで1.7kgと軽く、本格的な生録に大変重宝しました。自分がこの機種を初めて入手したのは1989年の正月でした。昭和から平成に変わった頃です。自分たちの合奏の録音のために毎週持ち歩くのが苦にならない大きさと重さでした。さらに回転速度が安定しているので、ダビングなどにも重宝した覚えがあります。今回のTC-D5Mは最近入手したもので、ごく最近優秀なエンジニアの手でオーバーホールされたものでした。メカニズムも完全で、すべての種類のテープポジションで0dB録音して再生は0dB～+2dBの範囲に収まり左右のバランスも完全なものです。唯一の問題は再生時のオートシャットオフが利かない時があり、録音時にはオートシャットオフが全滅でした。そこで下部を分解し、オートシャットオフメカニズムのアームプラスチックパーツを在庫部品と交換しました。これで録音時も再生時もオートシャットオフが完全に機能するようになりました。電池室や電極は大変きれいです。電池室のウレタンは交換しました。出品にあたり全機能をチェックしました。外部6V直流電源、電池（単1型2本）のいずれでも問題なく機能します。マイク録音、ライン録音、再生、早送り、巻き戻し、ノイズリダクション、テープセレクター、マイクアッテネーター、リミッターなどすべての機能が完全です。テープスピードも正確に調整しました。現在は録音再生時ともオートシャットオフは完全です。録音再生のレベルもほぼ一致し、左右のレベルも非常に良くそろっています。400Hz信号を0dBで録音した場合ノーマルテープもクロムテープもメタルテープも左右とも0dB～+1dB付近で再生しました。内臓スピーカーも鳴ります。ヘッドフォン端子もOKです。カウンターやメータの動きもOKです。メータ照明もOKです。現在は録音ボリューム、モニター（スピーカー）ボリュームにガリはありません。外見的にはキズなど使用感はありますが大きなダメージは無く割合きれいなものです。アクリル窓にきずはありますがクリアーできれいです。後ろの防振ゴムの部分はひび割れなどがありますがひどくはありません。入出力端子はきれいです。ステレオにつないでグールドのバッハの平均律第1巻のCDの録音と再生をクロムテープを使って行いましたが、大型のカセットデッキと比べても遜色のない良い音で録音再生できました。武久源造のバッハ、パーセル、チェンバロの珠玉のアリア集「シフォーチの別れ」のCDを録音再生しましたが、高域の伸びたさわやかなチェンバロの音に驚きました。ホグウッドのバッハのヴァイオリンコンツェルトのCDのスピーカーからの再生音をマイクを使ってノーマルテープに録音しましたが、ノイズのないきれいな音で録音ができました。シリアル番号は#15381です。電池、ACアダプターは付属しません。クロネコ宅急便着払い60サイズでの発送を考えています。お気に召さない場合、送料落札者負担で10日以内の返品をお受けします。今後のメンテナンスも可能な範囲で対応したいと考えています。仕様などの詳細は以下をご覧ください。  http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/tc-d5m.html