管理番号 | 新品 :56164869 | 発売日 | 2024/03/04 | 定価 | 150,000円 | 型番 | 56164869 | ||
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大ホール等で使われているパナソニックのプロ用ブランドRAMSAの最高峰パワーアンプWP-9600。自宅に設けた防音ルームにて主に46センチウーハーの駆動に使用し、まるで低音がモンスターの如く聞こえ圧巻の駆動力を誇ります。現在はクラウンK2でウーハーを駆動していますので本機は色々なスピーカーの動作検証に使用しています。当方YAMAHA、TOA等のアンプもかつては所有していましたが本機は国産としてはNO.1じゃないかと思う程数字以上に凄まじいパワー感があります。巨大なトランス搭載モデルの集大成とも言えるべき本機は質量23.5kgと堂々たるスペックで当方所有のアメリカ、クラウンと比較する限り対等に渡り合えるのは国産では本機ぐらいだと思います。現在主流のトランスレスデジタルアンプは手軽ですが音が軽く非力に感じてしまい以前のシステムはクラウンXTi4002を2台使用していましたがトランス搭載のクラウンK2を2台に戻しました。重心の低い分厚い音はトランス搭載モデルならでわといった感じです。さて実際の商品の状態は外観は年式相応のダメージが見られるものの、プロ用としては綺麗だと思います。一方内部ではメイン基盤の電解コンデンサ80v 12000μF上部に膨らみが見られたので8個全て新品に交換、不良出力段トランジスタ、抵抗交換、全面吸気口フィルター新規製作、クリーニングを行っています。他のコンデンサも静電容量を測定しましたが交換するほどまで減少していませんでした。主観的には流石松下電器日本製と言った感じで内部のエアフロー、配線レイアウト、太さ、材質、ビス1本まで丁寧に作り込まれた松下電器の傑作だと思います。尚、XLR端子以外にフォン端子も搭載しているのでRCA→フォン変換プラグにてパソコンやスマホ等を直接繋ぐ事も可能です。但しパワーアンプ自体のボリュームはラフですので可変出力を搭載しないCDプレイヤーダイレクトは爆音になってしまいますので繋がない方がスピーカーを痛めないでしょう。最後になりますが、背面に表記してある消費電力3400wは大ホールでの定格出力時で当方防音ルームでもワットチェッカーで1000w迄はいかないので普通の15Aコンセントで大丈夫です。但し電源投入瞬間時はかなり電圧降下するので単独で差して下さい。