管理番号 | 新品 :25040069 | 発売日 | 2024/10/25 | 定価 | 200,000円 | 型番 | 25040069 | ||
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およそ1200年前、平安京の時代に宮廷に仕える織物師さんによって、京都の西陣織が生まれました。その中でも【紋屋井関】の名で呼ばれていた井関家は、西陣紋織の創始者を遠祖に持ち、室町時代に『御寮織物司』として任命された六家の一つです。御寮織物司は、公家高倉家・山科家の商家を通じて禁裏の装束や公家装束・将軍・大名など、高貴な衣装を織り続けてきました。紋屋井関さんは、古代からの織物の歴史や西陣に伝わる技を脈々と受け継いできた、西陣を代表する名門中の名門。最高峰の西陣織作品を発表し続けている老舗の織元さんです。その名門の代表作【御寮織】をはじめとした帯作りは有名ですが、僅かながらお着物も制作されています。この旅ご紹介させて頂きます作品は滅多にお目に掛かることのない、非常に価値の高い《特選の訪問着》です。格調高い有職文様の一つ『小葵文様』を地紋に織り成された、極上の絹布。そこには本金箔による金彩友禅や日本刺繍、さらにはエレガントに煌めく金駒刺繍をふんだんに施して。これ以上は無いほどの格式の高さを感じさせられ、フォーマルなお席に最適な逸品となっています。450年にも渡る長い歴史と、数多くの実績に裏付けられ、名門の名がそのまま付けられた【井関宗麟】さんの訪問着は、最高級の素材を用いているのにも関わらず、驚くほどにしなやか。まるで羽衣を纏っているかの様な、他のお着物とは一線を画す極上の着心地をお楽しみ頂けます。晴れやかなご結婚式や授賞式典、また卒業式や入学式・お宮参りのお付き添い、お初釜や炉開きなどの格式の高いお茶会にも。御寮織とのコーディネートはもちろんのこと、フォーマルな袋帯との相性が宜しい、正に最高級のお着物です。仕付け糸が掛けられたまま、家紋も入れられておらず、身丈162㎝・裄67㎝と、ゆとりのあるご寸法に仕立てられて。これ程までに素晴らしい訪問着が、未使用品として入荷することは又とないでしょう。長い歴史に彩られた西陣きっての名匠作品を身に纏う感動を、ぜひこの機会にご堪能下さい。 ~鎌倉ふわり~ 【寸法】身丈 162cm 前幅 24.5cm 後幅 30.5cm 裄 67cm 袖丈 49cm 【素材・状態】正絹新品の、大変きれいなお品です。