織を学ぶ

久田多恵著芸術学舎発行説明本文オールカラー。身近な植物を使って染め上げる天然染料や、蠟を用いる蠟染、型紙を使って模様を描く型染、そして現代ならではのデジタルプリントなど、数々の技法と作品見本を豊富な写真で紹介。選ぶ技法によって表現方法が制限されることもあれば、広がることもあり、そのどちらにも良さがある。それは染織で表現することのおもしろさでもある。技法の誕生に新旧はあるが、これから表現者を目指す人は、創作手段としてそれぞれを知る必要があるだろう。各技法の染織手順を工程写真とともに紹介し、自身の創作活動に活かせる一冊。染織を一から学ぶ方へ向けた入門必携書。目次序文　高木光司第1部　絞り染　第１章　天然染料の染色方法 石塚 広　第2章　初めての絞り染 山口通恵　 　第3章　木綿の浴衣 山口通恵　　 　第4章　着尺を染める 石塚 広　 　第5章　絵羽を染める 石塚 広　第2部　蠟染　第１章　蠟染の素材と技法 福本繁樹　 　第2章　手描き蠟技法 柳楽 剛　 　第3章　型蠟技法 舘 正明　第3部　型染　第１章　一枚型の幾何形態 高木光司　 　第2章　一枚型の植物 兼先恵子　 　第3章　二枚型の風景 兼先恵子　 　第4章　連続模様の浴衣 高木光司　第4部　テキスタイルプリント　第１章　ステンシルの技法 善田康豊　 　第2章　スクリーンプリント 八幡はるみ　 　第3章　スクリーンプリントの技法 八幡はるみ　 　第4章　デジタルプリントの可能性 八幡はるみ