管理番号 | 新品 :56175311 | 発売日 | 2024/02/06 | 定価 | 80,000円 | 型番 | 56175311 | ||
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サイズ:径18、高8cm前後 創初期の広永陶苑作品と思われる作品 仕立箱は物資不足の戦後故か林檎箱に使われた様な粗末で薄く表面の仕上げにザラツキの残る資材です 箱表には焼印で「広永陶苑」、箱裏には墨書きで「刷毛目」「広永」の下に花押の様なサイン 作風はゆったりとした大井戸茶碗風の器体に白泥の刷毛目 高台脇には星梅鉢の印が押されています 作品は未使用保管品と見え使用痕の無い無傷完品です 箱中には緩衝材として戦時中の統制衣料品価格を印刷した紙屑が入っていました 川喜多家の家業である繊維関係の仕事で使っていたものでしょう 広永陶苑創業期と推察される時期の作品群と私が勝手に推察しているもので根拠は有りません これ等は窯物作品としてお弟子さん達が制作されたものなのか 或いは当主で有った半泥子作品も混入しているのかその辺の事情は不明です しかし箱蓋裏の書体は半泥子と見えるのですが如何でしょうか 当主が弟子の作品に箱書きするとは思えず夢のある作品と評価頂ける方のご購入をお願いします<広永陶苑関係の略歴>昭和20年8月終戦 千歳山荘は進駐軍に接収 半泥子は同年11月から広永へ移転 昭和21年広永陶苑設立 昭和22年に初窯~昭和33年まで半泥子が関わる