管理番号 | 新品 :96800067 | 発売日 | 2024/10/01 | 定価 | 8,250円 | 型番 | 96800067 | ||
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カテゴリ |
今作の終了日は5月24日 (水)です。
当店は全ての作品に美術梱包を施した後に
全額保険をかけて発送させて頂きますので
如何なる心配も無用と成っております。
今作に関する詳しい御問い合わせや御質問や御相談等
御座いましたらば此方に御連絡を御願い申し上げます。
092-215-2244
『領収証』も発行可能ですが御入用の際は
取引ナビにて御依頼を御願い申し上げます。
近頃はマナーの悪い『入札者』が増えておりますので
オークション終了間際に関しましては
極めて厳しく『入札の削除』を行わせて頂きます。
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当時の貴重な共箱に納められた今作とは
明治七宝界では銀張七宝の第一人者として名高き
『小笠原周造』によって厳かに謹作された
何かしらの博覧会への出品作で在ろう
と言う事が容易に窺い知れます
眼を奪われる程に素晴らしい
金魚の遊泳図が全面に描き尽くされた
最高峰の傑作品と成っております。
ちなみに共箱には
『小笠原半十郎』と書かれて在りますが
もしかしますと此れこそが『小笠原周造』の
本名で在ったのではないかと考察が出来ます
研究材料としましても大いに興味深い
今作と成っております。
(時代)
明治期
(寸法)
台座を含まず
最大高さ(10.3cm)
最大横幅(18.8cm)
重量 (856g)
当店の永年の経験の中でも
『小笠原周造』の名品には数多く携わって参りましたが
此れ程までにも出来栄えの異なった別格品には
未だ嘗て一度たりとも出逢った事が御座いません。
素地に彫金が施された痕が視てとれます
通常の七宝よりも数倍の手間が込められた
正真正銘なる最上位作と成っております。
図録に掲載されております銘と同じ在銘です。
今作には紫檀製無垢の削り出し花台が付属しておりますが
経年の乾燥によって若干の縮みが御座います為に
ピッタリとは嵌りません事を御了承願います。
ちなみに此れ程までの台座が付属している事自体が
通常では絶っ対に在り獲る事では御座いませんので
やはり何かしらの博覧会への出品作で在るかと想われます。
(状態)
銀張七宝特有の釉薬内部の筋が二箇所に御座いますが
爪の当たりの無い制作時に由来するものですから
後天的な傷みでは一切御座いませんので
無傷完品の扱いとさせて頂きます。
数ヶ月前に『林谷五郎』の博覧会出品作の香炉を
ヤフオクにて御紹介させて頂きましたが
今作も例外では無く箱や花台や出来栄えから視ましても
何かしらの博覧会への出品作で間違いは無いかと想われます。