タフなサバイバルナイフ

1986年にコールマンが、有名なナイフ 会社 ウエスタン カトラリーを買収。新しくなった ウエスタンに花を飾るような 高強度のサバイバルシステムを備えたナイフを主力 商品として出品しました。その頃の古いナイフです。刻印 から 1986年製と わかります。ハイコスト ハイパフォーマンス。いいものを作り お客さんに喜んでもらうという今の考え方と全く違う職人 根性 溢れる 傑作 ナイフになります。長期期保管のため 擦り傷や汚れなどあるかもしれません。機能 故障や 加水分解 等はございません。サバイバルキットの中の消耗品のマッチなどは、経年劣化が見られます。ハンドルはバロックスという ガラス繊維系のザイテルのような位置づけの高強度ポリマーが使用されており、フルタングのナイフに、鍛造ヘヴィハンマーがピンで打ち抜かれて 強力に止められております。そこら辺に落ちている 枝をノコギリで切り、チョッピングして先を尖らせて、ハンマー バッドキャップで叩いて打ち込む などの ワイルドなロッシュクラフト ならではの動きが可能です。5ミリ厚の分厚い CV 鋼（Chrome バナジウム鋼）は、当時 カスタムナイフの材料として ATS 34 などの 高級鋼材として使用されていた経緯がある 鋼材になります。現在は全く材料も異なるものが使用されており この鋼材 自体 なかなか手に入らないものとなっております。その昔、大量に鉄道を敷くために用いられていた、硬木の枕木を切る帯鋸に用いられた鋼材として日本で開発されたもの と聞いておりますが 詳細は不明です。1986年の非常にマニアックなナイフとなります。つるっとしたブッシュクラフトナイフが、流行りの現在ですが、80年代の頼りになるランボーナイフのようなこちらは非常に男心をくすぐる 逸品となっております。