決定の正当化技術 日仏都市計画における参加形態と基底価値

「決定の正当化技術 日仏都市計画における参加形態と基底価値」内海 麻利定価: ￥ 3600都市計画における政府の決定はなぜ、どのように正当化されるのか。都市計画学、政治学、行政学等の知見を総動員し、正当化技術の理論的枠組みを整理したうえで、日仏の立法・執行過程に着目し、参加形態と基底価値の違いが決定の正当化に与える影響を検証する。第I部 決定の「正当化技術」を解明する意味本研究の問題関心本研究の目的と課題 本研究の核心的な問い 政府の決定の正当化を研究する意義 研究の枠組み正当化理由、正当化の論拠、正当化技術「正当化理由の決定」の設定 正当化の論拠としての「合法性」と「合理性」正当化技術多元的な参加と参加形態 権利利益に関する基底価値研究の方法研究の素材と対象日仏都市計画という素材に着目する理由先行研究第II部 日仏の都市計画法制と即地的詳細計画日本の都市計画法と地区計画フランスの都市計画法とPLU小 括第III部 立法過程における正当化技術日本の地区計画策定手続の立法過程フランスのコンセルタシオン創設の立法過程 第IV部 執行過程における正当化技術日本の地区計画策定手続の執行過程フランスの PLU 策定手続の執行過程第V部 決定の「正当化技術」の解明― 研究のまとめ―本研究で検討した内容前提の確認正当化技術の解明正当化のメカニズム参加形態が及ぼす影響立法過程・執行過程の異同と関係本研究で得られた知見とその意義残された課題参考文献初出論文一覧索 引あとがき#内海麻利 #内海_麻利 #本 #社会／政治・軍事