管理番号 | 新品 :67176663 | 発売日 | 2024/08/24 | 定価 | 25,000円 | 型番 | 67176663 | ||
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カテゴリ |
【作品名】「林檎樹と曲がり家」
【作者名】向井 潤吉
【略歴】
1901年(明治34年)、京都市生まれの洋画家。
戦前から戦後にかけて活躍、40年以上に渡り北海道から鹿児島までを旅し、
生涯古い民家の絵を描き続け「民家の向井」と呼ばれた洋画家であった。
父はもともと宮大工の家柄で東本願寺の建築にも関わった。
潤吉が物心ついた頃には、家で10人近い職人を雇い輸出向けの刺繍屏風や衝立を製造していた。
1914年(大正3年)4月、父と日本画を学ぶことを約して京都市立美術工芸学校予科に入学するが、
2年後どうしても油絵が描きたくて父の反対を押し切って中退、家業を手伝いながらという条件で
関西美術院に入り、4年間学ぶ。1919年(大正8年)、二科会第6回展に初入選。
翌年家に無断で上京、半年ほど新聞配達で働きながら川端画学校に通うが、年内には再び京都に戻る。
1927年(昭和2年)、フランス留学。3年後に帰国し結婚。当時の影響下もあり、
大日本陸軍従軍画家協会が設立されると、潤吉も会員となり戦争画や外地の風景を多く描いた。
1939年(昭和14年)には陸軍美術協会の設立に向けた発起人に名を連ね、 同年、二科展に出品した
『甦民』は300号近い大作で、華北で和平楽土を建設しようとする369人の姿を描いたものとなった。
戦争末期、爆撃のためしばしば防空壕に逃れる生活をするなか、ふと手にとった図録から
民家の美しさに気付き、戦火のなか失われようとする美しいものを絵に残したいという思いを強くしていった。
終戦後の1945年(昭和20年)11月、行動美術協会を設立。同年秋、新潟県川口村で取材した
作品「雨」(個人蔵)を制作、以後生涯の主題として草屋根の民家を描き続ける。
しかし、初期の頃は労働や生活の現場を画面に取り込んだ作風を見せ、いかにも潤吉らしい
民家作品としての作風が確立するのは昭和30年代に入ってからのようである。
1993年(平成5年)5月、世田谷区に自宅を兼ねたアトリエとその土地、ならびに所蔵の作品を寄贈。
同年7月、世田谷美術館の分館として向井潤吉アトリエ館が開館する。
1995年(平成7年)、死去。93歳没。
【商品番号】KMZ121KN
【サイズ】
額寸:縦45cm×横57cm×厚み3cm
画寸:縦25cm×横36cm
重量:2kg
【状態】
絵は全体的に綺麗な状態です。
額は多少のキズ、汚れあります。
細かい点は素人検品なので、見落としがある場合もございます。
上記、ご理解いただける方のご入札ご検討をお願いします。
【注意事項】
素人採寸のため多少の誤差は、お許し下さい。
タイトル等に作者、画家等の名前を入れていることがありますが、専門家の鑑定等はしておりませんので、
作品の価値判断は画像にてよくご確認いただき、ご入札下さい。
ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。
既に落札または、店舗にて販売されている事がございます。予めご了承下さい。
【配送方法】
・ ゆうパック 120サイズ
・ 直接のお引き取りも可能です。
(兵庫県加古川市加古川町)
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