絵画●２０１６年頃　題名不明　一輪社　麻布にアクリル画　21117　抽象画同人誌

カテゴリホビー、カルチャー美術品絵画アクリル、ガッシュ状態目立った傷や汚れなし（詳細）一輪社 個展『魔法とこんにちは』 #魔法とこんにちは - Togetterにこの絵が紹介されていますが、題名等は書かれていませんでした。
正規の美術教育を受けず、ドローイングや二次創作マンガなどを同人即売会で販売していた一輪社は、カオス*ラウンジの最初期メンバーとしてアーティスト活動を本格的にスタートしました。一輪社は、二次創作文化との出会いをきっかけに絵を描きはじめました。しかしそれは、単純なキャラクターへの執着やフェティシズムではなく、二次創作によって、正規のデザインから逸脱した表現があることを知ったからだ、と言います。正しい線でなくても、オリジナルに似ていなくても、キャラクターはキャラクターであり得る。その事実が、一輪社を創作へと駆り立てました。一輪社の描くイメージは、常に危うく揺れ動いています。それはキャラクターに限ったことではなく、ほとんどすべてのイメージ、オブジェは、一輪社によっていとも簡単に、そして徹底的に解体されてしまいます。それは時に「ゴミ」のように見えるほど、断片化され、抽象化されるのです。しかし、それがどれだけ「ゴミ」のように見えようと、一輪社にとって描くことは二次創作の延長線上にあります。たとえば、2011年以降に制作した瓦礫にペインティングするシリーズでは、一度はゴミになってしまったマテリアルを、筆を入れることによって瞬時にキャラクターとして再生させています。一輪社にとって、正規の表現を逸脱すること（ゴミにすること）とゴミを作品化すること（再生すること）は、どちらも「現実の二次創作」として等価であり、既にそこにあるものに対して別のあり方を提示する方法論なのです。そして一輪社は、それをいとも簡単に、魔法のようにやってしまうのです。出典：合同会社カオスラ 一輪社 個展『魔法とこんにちは』
サイズは７２．８×９１．１×２．５㎝です。写真にあるスケールは全長17㎝です。状態は経年による擦れがあります。発送はゆうパック１７０サイズを予定しています。東北関東東海信越北陸地区の場合２４１０円です。ゆうパックで送れない場合は、クロネコ宅急便にします。