海を渡ったサーカス芸人　コスモポリタン沢田豊の生涯　大島幹雄

１　海を渡ったサーカス芸人２　 海を渡ったサーカス芸人―コスモポリタン沢田豊の生涯 大島 幹雄 平凡社　1993 明治３５年、１６歳で日本をとび出して以来、ロシア、ドイツ、ブラジル、満州など異郷を遍歴し続けた芸人の、歴史に翻弄された数奇なる一生をたどる。書下し長篇ノンフィクション。 目次 プロローグ　ドレスデンの春第１章　シベリア横断 　ブラジルの邦字新聞の回想録 ロシアに渡ったサーカス芸人群像第２章　サラザニサーカス 北村トメと横田一座 サラザニサーカスとの出会い 秘芸ー頭倒立の沢田 棒上頭倒立第３章　青春のカイザーアレー 鳥潟小三吉の生涯第４章　欧州放浪 拘禁された軽業師たち第５章　ベルリンとサーカス 映画『インドの墓標』 地上三十六メートルの冒険 サラザニとの確執 クルデツキイサーカスを追って 再びサラザニへ ヴァリエテ暮らし第６章　幻のニホンを求めて―南米への旅 マンフレッドの青春 サンパウロの日本人移民 サラザニ死す第７章　ベルリン追放 ナチス時代のヴァリエテ強制追放第８章　 　神経の変調第９章　ゲッティンゲンでの最期 　ゲッティンゲンでの余生エピローグ　九十年ぶりの「里帰り」 マンフレッドの日本訪問 善意のリレー 国境を越えたパスポート沢田豊へのメッセージ―あとがきにかえて 著者は旧ソ連・東欧のサーカスや劇団を招聘するプロモーション会社に勤務していたという人物。 ブラジルの新聞に連載された自伝、息子さんヘのインタビューなどを通じて、実に詳しく沢田の人生が再現されている。成功と挫折、栄光と苦難のくりかえしのような人生で、非常に読みごたえがあった。 戦前にいかに大量の芸人が海外で活動していたかには、驚かされた。忘れられた歴史の掘り起こしという点でも意義がある。（レビューより） カバー・帯にスレ、汚れが見られますが中はきれいです。#サーカス #曲芸 #本 #BOOK #思い出本屋 #思い出本屋西洋文化 #思い出本屋日本文化 #思い出本屋20世紀 #思い出本屋大正 #思い出本屋昭和 #思い出本屋風俗 #思い出本屋生活 #思い出本屋エンタメ #思い出本屋ビジネス #思い出本屋評伝 #思い出本屋日本人 #思い出本屋ヨーロッパ #思い出本屋アメリカ ３　本＞本＞ノンフィクション