「加倉井 砂山」 日新塾門人に 藤田小四郎（天狗党の乱）、斉藤監物・鯉淵要人（桜田門外の変)、水戸藩・関係者に徳川斎昭・藤田東湖等

カテゴリホビー、カルチャー美術品書掛軸状態傷や汚れあり（詳細）加倉井 砂山（かくらい さざん、文化2年11月3日（1805年12月23日） - 安政2年7月14日（1855年8月26日）
江戸時代末期の水戸の卓越した教育者、日新塾で学問等教授、漢詩人。名は久雍のち雍と改める、字は立卿、通称は淡路、別号は西軒、懶庵、不知老斎。      
日新塾では文において読書（四書・五経・史記など）、医学、算数、歴史、理科、詩文、天文、地理、また武においては練兵（洋式軍事教練も重視された）、撃剣、馬術、射撃、砲術（砂山は江戸へ出た折り高島流砲術を修め、日新塾へ導入している）と文武両道の教育方針が採られた。 砂山は一党一派に思想が偏ることを好まず、各方面に国家有用の人物をつくるという方針のもと個性尊重教育、女子教育をしたことは水戸学が主流であった水戸藩では珍しく、日新塾で学んだ塾生は三十年間で三千人にも及び、門人の中には藤田小四郎・飯田軍蔵（天狗党の乱）、斉藤監物・鯉淵要人（桜田門外の変）、河野顕三（坂下門外の変）、香川敬三（枢密顧問官）、川崎八右衛門（東京川崎財閥創始者、砂山の娘と結婚）など多彩な人物を輩出した。

サイズ（約）     表装   縦197ｃｍ× 横39.5cm        本紙  縦135.5cm× 横29.5cm 

   掛け軸   ・   紙本    ・   状態は、虫跡等有りますが、経年を考えると良い方と思います(私見)。 ・   印刷ではありません、書いて有ります。 

ご注意■出品物は、中古品・骨董品・古美術品等で経年による傷み等の欠点が有る事をご理解ください。これらに付きましては、基本的に画像にてご判断下さい。画像でのご判断が出来ない場合には、ご質問下さるか、ご入札はお止め下さる様お願い致します